2018年12月10日(月)

英アーム、ビッグデータ分析のトレジャーデータを買収

IoT
BP速報
2018/8/6 18:00
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ソフトバンクグループ傘下の英アームは2018年8月2日(英国時間)、ビッグデータ分析のクラウドサービスを提供する米トレジャーデータを買収すると正式に発表した。買収によって、あらゆるモノがネットにつながるIoTデバイスと、そこから集めたデータを統合管理するIoTプラットフォームを実現するとしている。

アームはトレジャーデータのビッグデータ分析クラウド「Treasure Data Platform」とアームのIoTデバイス管理サービスの「Mbed Cloud」、アームが2018年6月に買収した英ストリームテクノロジーズのデバイス管理サービスを組み合わせて「Arm Pelion IoT Platform」として顧客に提供する。

アームのビジネスはトレジャーデータの買収によって、半導体チップの設計情報をCPUメーカーにライセンスする従来のビジネスに加えて、デバイス管理からデータ活用までのエンド・ツー・エンドのIoTプラットフォームを提供するソリューションビジネスへと拡大することになった。

トレジャーデータの買収額は非公開だが、アームのジョイス・キムCMO(最高マーケティング責任者)は、同社がIoT分野で実施した企業買収として最も高額になったと説明している。米ブルームバーグは買収額を6億ドルと報じた。

トレジャーデータの太田一樹氏(左)と芳川裕誠氏(右)

トレジャーデータの太田一樹氏(左)と芳川裕誠氏(右)

トレジャーデータは2011年に芳川裕誠氏、太田一樹氏、古橋貞之氏の3氏が米シリコンバレーで起業した。トレジャーデータのTreasure Data Platformは325社のユーザーを抱え、主にマーケティングデータやIoTデータの分析に使われている。

トレジャーデータの組織は買収後、アームの「IoTサービスグループ(ISG)」に統合される。ただしクラウドサービスであるTreasure Data Platformは、買収後も独立した形で提供する。

(シリコンバレー支局 中田敦)

[日経 xTECH 2018年8月3日掲載]

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