2019年9月18日(水)

岡山・真備の浸水5.4メートル 豪雨で土木学会が調査

2018/8/4 20:41
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西日本豪雨の被災状況を調査している土木学会は4日、広島市内で記者会見し、大きな浸水被害があった岡山県倉敷市真備町地区で浸水の深さが最大約5.4メートルに達していたと明らかにした。水深5メートルを超えたのは地区の中心部で、南北1キロ、東西3.5キロの範囲に及んだと推定した。

土木学会によると、一戸建て住宅の2階まで水位が達することになり、調査団メンバーの前野詩朗岡山大教授(河川工学)は「1階から2階への避難も難しかったと思う」と指摘した。

調査団は、真備町地区の住宅やビルに残っていた浸水時の痕跡約150カ所を確認。うち5カ所で5メートルを超え、最深部は5.38メートルだった。測定結果を基に1メートル四方の水深を算出し、5メートル超の浸水エリアを推定した。

地区の中心部はくぼんだ地形になっており、堤防の決壊などにより複数の箇所から大量の水が流れ込み、滞留したのが要因とみられる。

調査団は4日、真備町地区のほか、広島市内の災害現場を視察した。団長で土木学会会長の小林潔司京都大教授は「気候変動の影響がいろいろな形で出てきており、今までの常識と違うことが起こっている」と話した。〔共同〕

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