向精神薬悪用、監視強化へ 政府の薬物乱用防止戦略

2018/8/4 9:10
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政府は4日までに、抗うつ剤や精神安定剤など向精神薬の悪用を防ぐため、監視強化を柱とした「第5次薬物乱用防止5カ年戦略」を策定した。

厚生労働省によると、向精神薬を用いる性犯罪や昏睡(こんすい)強盗などが頻発していることから、不正な売買や目的外の使用を防ぐため、医療機関や薬局、取扱業者への立ち入り検査や監視の徹底を盛り込んだ。

大麻については有害成分を濃縮、抽出した「大麻ワックス」「大麻リキッド」などの新たな形態で流通していると指摘。鑑定方法の高度化や迅速な規制を進めるとした。

インターネットでの薬物売買が増えていることを受け、サイバーパトロールやプロバイダーとの連携強化も打ち出した。2年後の東京五輪の開催をきっかけに、訪日外国人の増加が見込まれるとして、海外の捜査機関と連携した密輸対策の必要性も強調。若年層への啓発を進めるとともに、薬物依存症治療ができる医療機関の充実や社会復帰支援も推進する。〔共同〕

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