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米貿易赤字、対日は2.9%増 1~6月期の前年同期比

対中は8.6%増、貿易戦争も影響

【ワシントン=鳳山太成】米商務省が3日発表した6月の貿易統計(通関ベース、季節調整済み)によると、モノの貿易で2018年上期(1~6月期)の対日赤字は352億9800万ドル(約3兆9千億円)と前年同期から2.9%拡大した。自動車を中心に日本からの輸入が5.7%増えた。9日に日米の新たな貿易協議を控え、トランプ米大統領が対日赤字を巡る批判を強める可能性がある。

全体の約半分を占める対中国の赤字は8.6%増の1993億9900万ドルだった。中国は貿易戦争を回避しようと米国からの輸入を増やしたが、経済が好調な米国向けの輸出も堅調だった。トランプ氏の対中強硬姿勢に拍車がかかりそうだ。

全体の貿易赤字は4181億2300万ドルで6.7%増えた。6月単月(季節調整済み)では前月比5%拡大した。対日赤字は7.1%減った。

貿易戦争の影響も表れている。米国からの大豆の輸出は上期に4割増えた。中国は7月から米国産大豆に報復関税を課したが、その前に駆け込み需要が発生した。欧州なども値下がりした米国産大豆の輸入を増やしている。中国が報復関税を課した自動車も米国からの輸出が増えた。報復対象にあげられた原油も輸出が拡大した。これらの品目は7月以降、反動が出る可能性がある。

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