2018年11月17日(土)

囲碁の井山、2度目の「七冠」崩れる 許が新碁聖に

囲碁・将棋
2018/8/3 19:47 (2018/8/3 21:25更新)
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囲碁の七大タイトルを独占していた井山裕太王座(29)が3日、六冠に後退した。大阪市の日本棋院関西総本部で打たれた第43期碁聖戦五番勝負第3局は午後7時35分、224手までで白番の挑戦者、許家元七段(20)が中押し勝ちした。井山王座は3連敗で碁聖防衛に失敗。2017年10月に史上初となる2度目の七冠を達成したが、9カ月余りで独占が崩れた。

囲碁碁聖戦第3局に敗れて七冠が崩れた井山王座(右)と、許新碁聖(3日、大阪市)

囲碁碁聖戦第3局に敗れて七冠が崩れた井山王座(右)と、許新碁聖(3日、大阪市)

井山王座は16年4月、囲碁界初の七冠独占を成し遂げた。同年11月、3つ目の防衛戦となる名人戦で失冠。17年10月に名人位を奪い返して七冠に返り咲き、今回の碁聖戦が6つ目の防衛戦だった。

七大タイトル戦で井山王座がストレート負けするのは初めて。対局後、井山王座は「満足のいく内容とはほど遠く、残念。今年に入って厳しい戦いが続いているので、自分を見つめ直す時期だと思う」と話した。

許新碁聖は初の七大タイトル挑戦でタイトルを獲得し、規定により八段昇段を決めた。13年のプロ入りから5年4カ月での七大タイトル獲得は史上最速となる。許新碁聖は「運が良かった。実感はなく不思議な感じだけれど、すごくうれしい」と喜びを語った。

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