首都圏マンション、10年で8.5%下落 新築分譲時比 - 日本経済新聞
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首都圏マンション、10年で8.5%下落 新築分譲時比

東京カンテイ(東京・品川)がまとめた築10年前後のマンションの中古価格が新築分譲時に比べてどれだけ上下したかを示す「リセールバリュー」調査によると、2017年時点で首都圏平均で8.5%下落していることが分かった。都心へのアクセスの良い駅周辺では新築時より高値で売り出されている例もあるが、郊外では3割以上下落しているエリアもみられる。

現在、中古物件として流通している物件を抽出し683駅を対象にまとめた。最もリセールバリューの高かった駅は都営新宿線の馬喰横山駅で10年前に比べて55.2%上昇。新築分譲時の価格が割安だったほか「職住近接への居住ニーズの高まりで立地が再評価され、資産価値の上昇につながっている」(東京カンテイの高橋雅之主任研究員)。住宅地として人気の高い東京メトロの表参道駅や、大規模開発のあった豊洲駅なども大きく上昇した。

一方で3割以上の下落は37駅でみられ、半数が千葉県の郊外エリアに集まっているという。

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