感染、病状進行に影響か ICU環境原因と鹿児島大

2018/8/3 12:43 (2018/8/3 13:28更新)
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鹿児島大病院(鹿児島市)で入院患者から多剤耐性アシネトバクターや類似の菌が検出され計8人が死亡した問題で、病院は3日、死亡した感染患者は4人で、うち3人が病状進行に影響した可能性があり、1人も可能性が否定できないと認めた。死亡との因果関係は不明確だとした。保菌状態だった4人は死亡との因果関係を否定した。

病院側は「亡くなった患者のご冥福をお祈りし、ご家族に深くおわびする」と謝罪。菌の検出について、集中治療室(ICU)の環境が原因の可能性があると指摘した。

加藤勝信厚生労働相は同日の会見で「医療法に基づく立ち入り検査も視野に入れて情報収集する」と述べた。

病院は昨年4月から今年4月の間に入院していた患者5人から多剤耐性アシネトバクターが、2016年9月以降に入院した10人から、類似の菌がそれぞれ検出されたと説明した。

多剤耐性アシネトバクターは、ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性菌の一つ。菌の増殖を薬で抑えることが難しく、治療が困難とされる。〔共同〕

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