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神奈川県海老名市、認知症徘徊による事故を補償

神奈川県海老名市は認知症の高齢者が徘徊(はいかい)して起こした事故により発生した他者、自身の損害を補償する保険事業を始めた。市の指定する保険に加入し、保険料は市が負担する。在宅介護を担う家族の安心につなげたい考えだ。

電車や車と事故を起こした際の第三者への賠償に最大3億円を補償。高齢者自身のけがや死亡にも最大82万5000円を払う。海老名市内ではこれまでも認知症の高齢者が踏切内に立ち入り、電車が緊急停止する事案が発生している。

対象となるのは、海老名市が同県厚木市などと共同で運営する「はいかいSOSネットワークシステム」の登録市民。同システムは徘徊の恐れがある人の身体的特徴や住所を事前に登録し、行方不明になった際に早期発見をめざすもの。現在の登録市民数は55人程度。市は無料で利用できる保険を提供することで、同システムの登録者を増やしていきたい考えだ。

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