札幌市電で地酒を楽しんで 9月に初イベント
酒類や食品の卸・小売りの千歳鶴商会(札幌市)は9月19日、札幌市電(路面電車)で地酒を飲むイベントを初開催する。車内で流すジャズを聞きながら、日本酒を中心にビールや食事も楽しめる。札幌の地酒をアピールし、ファンの裾野を広げる考えだ。

イベントは市電1両を貸し切る。グループ会社の日本清酒(札幌市)の純米吟醸生酒「柴田酒造店」や、厳冬期に仕込み、夏場に低温熟成させた「千歳鶴 特別純米ひやおろし」を提供。ビールや食事も振る舞う。アルコールは飲み放題。
市電はすすきの駅を出発し、所要時間はトイレ休憩も挟んで約2時間の予定だ。料金は5000円。チケットの販売は電話で受け付け、定員(35人程度)に達した時点で終了する。
千歳鶴商会の木村茂雄社長は「年3回ほど同様のイベントを開き、日本酒の良さを広く知ってもらいたい」としている。