オルビス、ブランド戦略見直し 自然派商品を強化

2018/8/2 16:08
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ポーラ・オルビスホールディングス(HD)傘下のオルビスは2日、自社化粧品の戦略の見直しを発表した。対象顧客を従来の広く浅い「マス」から美容感度の高い「スモールマス」にする。基幹のスキンケア商品を全面刷新し、10月23日から発売する。ブランドの専門店舗を拡大するなど新たな販路も検討する。

オルビスはブランドの新戦略に沿った3商品を発表した

オルビスは主に自社の会員に向けて通信販売を行っていた。商品は中価格帯が多く、誰でも使えるマス向けの商品を開発・販売していた。ただブランドイメージが希薄になりがちで、ここ数年業績が不振だった。

今後は顧客対象を広く一般の「マス向け」から、美容感度が高く自分らしい好みを持つ「ナチュラル派スマートマス向け」にする。商品はさわり心地や自然派の成分にこだわり、他ブランドと差別化する。

ブランド見直しの第1弾で発売するのは基幹のエイジングスキンケア「オルビスユーシリーズ」。洗顔料、化粧水、保湿液の3商品を発売する。商品開発にあたり、同社は細胞内外に水分子を循環させるたんぱく質「アクアポリン」に注目し、活性化するための自然由来成分を配合した。価格は1944円~3240円で、3商品全てを買っても1万円以内に収まるようにした。初年度の売り上げ20億円を目指す。

ブランドの販路も見直す。従来の通信販売に加えて、自社会員以外の顧客にも商品に触れてもらう機会を増やすため、リアル店舗の拡大を検討する。

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