ジブリの大博覧会 富山市ガラス美術館で12月開催
ナウシカからマーニーまで
富山市は2日、富山市ガラス美術館で12月から特別企画展「ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~」を開催すると発表した。北陸では初めてで、アニメーション制作のスタジオジブリ(東京都小金井市)の設立からの30年間の歩みを体感できるという。

大博覧会は国内外を回る大規模な巡回展。これまでに現在開催中の広島を含む8カ所で開かれたが、北陸では富山が初めてとなる。実際に制作した「となりのトトロ」に登場するネコバスなどのキャラクターに加え、ジブリ作品の資料や映画公開時に制作されたポスターやグッズなど約3000点を展示する。
富山では、ガラス美術館ならではの特別展示としてオリジナルのガラス作品も出展される。
会期は12月8日から2019年2月24日まで。通常は閉場となる正月三が日も特別に開館する。早割の前売り券は3日から販売開始となる。森雅志市長は「市民、県民はもとより、全国の方々に来館してもらい、ジブリの世界を体感してほしい」と話している。