2019年8月23日(金)

キリン、熟成にこだわった国産ウイスキー

2018/8/2 14:34
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キリンビールは2日、国産ウイスキー「富士山麓」で、熟成時期に着目し、ピークを迎えた原酒を複数ブレンドした新商品を21日から全国発売すると発表した。価格は1本5千円(税別、700ミリリットル入り)。

マスターブレンダーの田中城太氏は「ウイスキー作りの45年のこだわりなどを注ぎ込んだ」と強調した(2日、東京・千代田)

名称は「富士山麓 シグニチャーブレンド」。すでにキリングループのネット通販サイトで販売するが、全国発売に踏み出す。熟成のピークを迎えた複数の原酒をブレンドした。

ウイスキーでは、熟成にかかった年数を名前に冠する商品も多い。ただ「たるに入れておくほどいいと思う人が多いが、熟成にもピークがある」と同社のマスターブレンダーの田中城太氏は説明する。原酒の味や香りなど個性が最も生きる時期の原酒を組み合わせることで商品を作る。

富士山麓を生産する静岡県御殿場市の蒸留所では複数の蒸留設備を使う。熟成に使うたるも原酒の特徴ごとに変える。様々な特徴を持った原酒を組み合わせることで上質な味わいを実現した。

フルーティーな香りと甘く香ばしい風味が重なる。2018年は8400ケースの販売を目指す。

国産ウイスキーの市場は急拡大する一方で、原酒不足という課題もある。5月中旬には、サントリースピリッツの「白州12年」「響17年」が原酒不足により販売休止になることが大きな話題となった。田中氏は「量を追うことはせず、本当に価値の分かる人にとどいてほしい」としている。

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