2018年9月25日(火)

ワイモバイル、データ容量2倍に シニア向け端末も

モバイル・5G
BP速報
2018/8/2 20:00
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ソフトバンクがワイモバイルの新商品説明会を開催(撮影:山口健太)

ソフトバンクがワイモバイルの新商品説明会を開催(撮影:山口健太)

 ソフトバンクは2018年8月1日、「Y!mobile(ワイモバイル)」の新商品説明会を開き、料金プランやサービス、新製品について発表した。料金プランは、月額料金は据え置きでデータ容量を2倍にする。「パケットマイレージ」は今秋リニューアル。シニア向けに新端末「かんたんスマホ」を発表した。

■9月からデータ容量2倍に

 説明会にはソフトバンク常務執行役員コンシューマ事業統括プロダクト&マーケティング統括 Y!mobile事業推進本部本部長の寺尾洋幸氏が登壇した。

 ワイモバイル発足後の4年間について、「スマホは難しいという不安に対し、料金プランはシンプルにS/M/Lの3段階。人気端末としてiPhoneやAndroid Oneを提供してきた。ヤフーとも連携し、ワイモバイルユーザーのYahoo!ショッピング取扱高は直近の四半期では約100億円となった」と振り返った。

 ワイモバイルの市場シェアについては、MMD研究所の調査を基に「格安スマホ利用者シェア2年連続No.1」とした。

 新たな料金プランとして、月額料金は据え置きで基本データ容量を2倍にした「新スマホプラン」を発表した。「ワイモバイルユーザーのデータ通信量は4年間で1.7倍にとなり、データ量が窮屈になってきた」(寺尾氏)と背景を語った。9月1日より提供開始し、既存ユーザーにも適用する。

 機種変更や新規加入時に提供する2年間のデータ増量と合わせて、S/M/Lプランでそれぞれ最大3GB、9GB、21GBを利用できるという。

 新サービスとしては、Yahoo! JAPANのサービスの利用でマイルがたまる「パケットマイレージ」のリニューアルを発表した。ヤフー以外のネットスーパーやファッションにも拡大するもので、詳細は今秋発表するという。

■格安スマホ初の「かんたんスマホ」発売へ

 新製品としては、京セラ製のシニア向けAndroidスマートフォン「かんたんスマホ」を発表した。8月2日に予約開始し、8月9日に発売する。「格安スマホやMVNOの中で、こうした端末を用意するのは初めてではないか」(寺尾氏)とした。

かんたんスマホ。3つのハードウエアキーを搭載(撮影:山口健太)

かんたんスマホ。3つのハードウエアキーを搭載(撮影:山口健太)

 背景として、60歳以上のシニアのスマホ所有率は45%にとどまっており、60歳以上の83%が「スマホは難しい」と感じているとの調査結果を紹介。「ワイモバイルのコールセンターへの入電は、年代別では60代以上がもっとも多い」(寺尾氏)といった数字を上げた。

 ホーム画面には、利用頻度の高い9つのアプリへのショートカットを配置。本体下部には3つのハードウエアキーも搭載した。

 本体側面には、音声検索用のボタンを配置。ボタンを押すことでGoogleアシスタントを呼び出せる。

 サポート機能としては「押すだけサポート」を搭載した。「着信音が鳴らない」「インターネットにつながらない」などの問題を診断し、ユーザーの自己解決を促す機能になる。さらに、専用のカスタマーセンターにつなぐことで、オペレーターと同じ画面を共有するリモートサポートも提供するという。

 各種割引などを適用した1年目の料金プランは月額1480円から、2年目は2480円から利用できる。60歳以上のユーザー向けに、国内の携帯電話や固定電話への通話量が無料になるキャンペーンも実施する。「分からないところをできるだけ排除してシンプルにしていきたい」(寺尾氏)と語った。

 囲み取材では、最近増えてきたソフトバンク網を利用するMVNOとの棲み分けについて、「mineoは当社のコンペティターだ。LINEモバイルはグループ会社だが、切磋琢磨していきたい」(寺尾氏)と語った。

 料金プランの表記が1年目のもので、2年目に値上げする点については、「なくしたいとは思っているが、他社との競争もあり難しい」(寺尾氏)と語った。

(ライター 山口健太)

[日経 xTECH 2018年8月1日掲載]

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