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世界の金需要4%減、4~6月 ETF需要が減少

世界の金需要が減少している。金の国際調査機関、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は2日、2018年4~6月の需要が約964トンと前年同期に比べて4%減ったと発表した。上場投資信託(ETF)の減少が目立った。1~6月の需要は1962トンと上半期としては9年ぶりの低水準だった。

ETFの裏付けとなる金の需要は46%減の33.8トン。北朝鮮などの地政学リスクが後退し、価値が目減りしにくい「安全資産」とされる金への資金流入が鈍化した。ドル安に歯止めがかかった米国で需要が減少。欧州はイタリアの政治不安などを背景に金ETFへの資金流入が増加したが、全体の需要減を補えなかった。

国際相場は4月初めに1トロイオンス1350ドル前後で推移したが、6月末には同1250ドル台まで下落。ドル高が進む一方で逆の動きをしやすい金は値下がりし、現在は同1220ドル台を推移している。

需要全体の半分を占める宝飾向けは510.3トンと前年比2%減った。大消費国のインドは8%減と落ち込みが大きかった。インドの通貨ルピー安が進み、現地通貨建ての金価格が上昇したためだ。前年は17年7月の物品税導入前の駆け込み需要が膨らんだため、今年は反動で需要が減少しやすい事情もある。

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