2019年6月16日(日)

東電の原発事故対応訓練、低評価に新潟知事ら苦言

2018/8/1 22:30
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東京電力が柏崎刈羽原子力発電所で実施した事故対応訓練で情報共有に関する評価が最低ランクだったことを受け、立地自治体の首長が「不安にさせないでほしい」などと相次ぎ苦言を呈した。評価結果を公表した原子力規制委員会からも厳しい意見が出ており、東電の対応が注目される。

東電への低評価に対し、新潟県の花角英世知事は1日の記者会見で「ものすごく残念だ」と述べた。2日に予定する小早川智明社長との面談では県が独自に進める福島第1原発事故の原因など「3つの検証」への協力要請に加え、「(訓練結果について)残念だという気持ちを何かしら伝えたい」との意向も示した。

柏崎市の桜井雅浩市長も同日の記者会見で「(東電が)6、7号機を再稼働させたい意思が強いのであるのなら、市民の不安を増大させないでほしい」と注文を付けた。

規制委は7月25日の会合で電力各社が原発事故を想定して2017年度に実施した対応訓練の評価結果を公表。柏崎刈羽原発は規制委との情報共有に関する評価で3段階の最低だった。規制委から「福島第1原発事故を起こした東電が低い評価となったのは許しがたい」など批判が相次いだ。

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