7月の気温、東日本は過去最高 月平均2.8度高く

2018/8/1 18:06
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気象庁は1日、7月の全国の天候まとめを発表した。強い高気圧の影響で、東日本の月平均気温が平年より2.8度高く、7月としては1946年の統計開始以降で最も暑かった。降水量も豪雨に見舞われた西日本で多く、太平洋側で平年の2倍となるなど記録的な1カ月となった。

1日、7月の天候について説明する、気象庁気候情報課の竹川元章予報官(左)=共同

月平均気温は西日本も平年比プラス1.6度で、94年に次いで過去2番目に高かった。11地方別では関東甲信(プラス3度)、北陸(同)など4地方が歴代1位に。埼玉県熊谷市、京都市など47地点が7月の月平均気温の1位を更新した。特に中旬以降は暑く、14~26日は全国100地点以上で猛暑日(最高気温35度以上)となった。

暑さの原因は日本付近に張り出したチベット高気圧と勢力の強い太平洋高気圧の二重構造。フィリピン付近で積乱雲が多く発生し、上昇した空気が日本付近で下降したことも気温を高めた。

月間日照時間は東日本の日本海側で平年より79%多く、7月としては過去最多。東日本の太平洋側は平年比50%増、西日本日本海側も同47%増だった。

西日本豪雨や下旬に日本列島を東から西に横断した台風12号の影響で降水量は西日本を中心に多かった。沖縄・奄美が平年比約3倍、北日本が28%増、西日本の日本海側が20%増だった。東日本は平年を6%下回った。

同庁気候情報課の竹川元章予報官は「異常気象だったが地球温暖化の進行で今後も起こりうる」と指摘。西日本中心に8月中旬まで高温が続くとして熱中症対策を呼びかけた。1日も高気圧に覆われ全国的に厳しい暑さとなり、京都府舞鶴市で38.6度、熊谷市や岐阜県美濃市など8地点で38度以上を記録した。全観測点の2割強の200地点で猛暑日となった。

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