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銀行の作業効率、AIで2倍に改善 フロンテオ、金融庁と実証実験

銀行の作業効率を人工知能(AI)で2倍に改善――。金融庁が支援した民間企業の実証実験で、こんな成果が確認できた。投資信託などの販売で接客方法に問題がなかったかAIが判定する試みで、これまで行員の目で個別に判断していた確認作業を代替できる可能性がある。効率経営を進めたい銀行の営業改善に役立ちそうだ。

実証実験はデータ解析を手掛けるフロンテオが実施した。金融機関側は、三菱UFJ銀行とりそな銀行、横浜銀行、SMBC日興証券が参加。フィンテックを活用する企業や金融機関を支援する金融庁の「フィンテック実証実験ハブ」の一環として、5月から約1カ月にわたり取り組んできた。

実験では、銀行がAIを活用し、投資信託などの販売記録を確認。営業日報の文書データからキーワードや文脈を読み込み、個人投資家の理解は十分か、行員からのリスクの説明は適切だったかなどを判定した。行員による確認と比べた結果、抽出できた問題案件はAIが2倍ほど多く、作業時間も4割ほど短縮できたという。

メガバンクを中心に採用を減らす動きが広がるなか、行員や店舗の再配置といった経営の効率化は大きな課題だ。特に金融商品の販売は確認項目が多いが、「毎日数万件ものデータの確認には限界がある」(フロンテオ)。金融庁は「確認作業にAIを適切に活用すれば、金融機関の業務の生産性向上を期待できる」としている。

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