遠隔操作船で海水採取 富山高専など、柏崎原発で実験

2018/8/1 14:19
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【長岡】富山高等専門学校(富山市)と東京海洋大学(東京・港)は新潟県の東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の港湾で遠隔操作の船を活用する海水採取を実験した。放射能漏れ事故を起こした福島第1原発(福島県)などの周辺海域で放射性物質の調査に役立てる狙い。

実験には東京海洋大が中心になって開発した「らいちょう1」を使った。リチウムイオン電池を搭載し、Wi-Fiを使って遠隔操作できる。モーターを動力源とするため、始動や停止がスムーズで細かな回転も制御しやすい。荒天の時も、内燃機関を動力源とする船と比べて故障しにくい特徴がある。

この日の実験では、岸壁からパソコンやゲーム機のコントローラーを使って船を操作し、船首に取り付けた採水装置を稼働させた。

無人船による海水試料の採取の自動化を目指す。富山高専の賞雅寛而校長は「人体に影響を及ぼさないのは大きな利点となる」と話した。

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