2018年11月18日(日)

どうなるゼロックス買収? 3つのポイント

3ポイントまとめ
2018/8/1 11:42
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米事務機器大手のゼロックスは7月31日、株主総会を開きました。富士フイルムホールディングスによる買収に反対する経営陣が選任されました。買収案の実現は難しくなるばかりです。今後の展開はどうなるのでしょうか。

(1)焦点は法廷闘争

最大の焦点は法廷闘争です。富士フイルムは米裁判所が4月に下した買収の差し止め判決に上訴しており、9月から審理が始まります。一方的な買収の破棄に対して損害賠償請求も起こしています。裁判の行方が買収の可否を左右することになりそうです。

▼ゼロックスに揺さぶり、富士フイルムが買収実現へ提訴 事態膠着、打開狙う

(2)条件見直しで合意

富士フイルムはゼロックスから再交渉の申し入れがあれば検討する考えです。ゼロックスは再交渉の可能性を否定しています。妥協点を見つけるのは難しいですが、買収の枠組みや配当額を変更して再合意する可能性も残ります。

▼富士フイルム会長、買収判断「半年以内に」 ゼロックス巡り、再提案あれば検討

(3)提携解消の可能性も

富士ゼロックスはゼロックスと営業地域のすみ分けを含む技術契約を結んでいます。ゼロックスはこの契約を更新しない方針を表明しました。富士フイルムによる買収計画が破綻すれば既存の協力関係が崩れかねません。

▼富士フイルム、欧米進出言及 ゼロックス「アジア直販」に対抗

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