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武田が買収のシャイアー、純利益90%増 1~6月

【ロンドン=篠崎健太】武田薬品工業が買収手続き中のアイルランド製薬大手シャイアーが31日、2018年1~6月期連結決算(米国会計基準)を発表した。希少疾患向けの治療薬の販売が伸びて、純利益は前年同期比90%増の11億6610万ドル(約1300億円)になった。M&A(合併・買収)や研究開発に絡むコストが減ったことも利益を押し上げた。

売上高は5%増の76億8520万ドルだった。免疫領域の主力製品「免疫グロブリン製剤」が16%伸び、増収をけん引した。血友病や神経疾患の治療薬も好調だった。

本業のもうけを示す営業利益は15億2450万ドルと70%増えた。16年の米バクスアルタ買収などで前年同期に重荷だったM&A費用が縮んだ。販売コストの伸びも抑えて採算が改善した。

18年12月期通期の業績見通しは、売上高が154億~159億ドル(前期は151億ドル)との従来予想を据え置いた。

シャイアーは過去の買収で有利子負債が膨らんでおり、債務の削減が課題になっている。借入金から手元資金を差し引いた純有利子負債は6月末時点で176億ドル。17年末と比べて14億ドル強を減らした。

武田は19年上期の完了を目指し、7兆円弱を投じるシャイアーの買収手続きをしている。シャイアーのフレミング・オルンスコフ最高経営責任者(CEO)は声明文で、両社の株主と規制当局の承認が前提になると説明したうえで「その間も(成長への)業務執行に強い決意で集中していく」と強調した。

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