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業績ニュース

武田の4~6月期、純利益46%減 子会社売却の反動
主力薬は好調も株価の戻り鈍く

2018/7/31 20:30
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武田薬品工業が31日発表した2018年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が782億円と前年同期比46%減った。前年同期に試薬子会社の売却益約1000億円を計上しており、反動が出た。主力の新薬は大きく伸びたが、全体を補えなかった。業績面での手掛かりも欠き、アイルランド製薬大手シャイアーの買収手続きが進むなか、株価の戻りはまだ鈍い。

売上高は微増の4498億円だった。主力の潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「エンティビオ」の売り上げが34%増えたほか、血液がん治療薬「ニンラーロ」も伸びた。地域別では米国が8%増収となり、全体をけん引。円高による減収の影響を吸収した。

利益面では17年に和光純薬工業を富士フイルムホールディングスに売却した反動減が大きかったが、本業は好調だ。武田が経営指標とする、為替や事業売却などの影響を除いた「コア利益」は1167億円と40%増えた。好採算の新薬群の伸びに加え、全社的に調達などを見直す経費削減プログラムを進めた効果が出ている。

19年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高が前期比2%減の1兆7370億円、純利益は26%減の1390億円を見込む。

武田は5月にシャイアーを7兆円弱で買収することで合意。7月には最大市場の米国の規制当局から買収計画の承認を得るなど関連手続きを進めている。最終的に臨時株主総会での承認が必要だが、6月の定時総会では買収に反対する一部株主による定款変更議案の賛成比率は約9%にとどまった。「買収実現の可能性は高い」(クレディ・スイス証券の酒井文義氏)との見方は強まっている。

一方、武田株の回復は鈍い。買収検討が表面化した3月下旬から急落したが、31日時点でその下げ幅の4割も取り戻せていない。株式市場では武田の財務悪化やシャイアーの収益環境への懸念がなお根強いだけに、より丁寧な成長戦略の説明が求められそうだ。

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