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JFEの19年3月期、純利益24%増見通し 値上げ浸透

2018/7/31 20:30
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JFEホールディングスは31日、2019年3月期の連結純利益が前期比24%増の1800億円になる見通しだと発表した。好業績を受けて年間配当は15円増の95円と増配する。

通期の純利益の見通しは、製鉄原料の価格が先行き不透明なことなどを理由に、これまで「未定」だった。耐火れんがなどの資材価格が高騰しているものの、鉄鋼需要は建設や自動車向けに堅調。鋼材の販売価格引き上げが浸透しているため増益となる。経常利益の見通しも期初を上回る。

傘下のJFEスチール単独の粗鋼生産量は2%増の2900万トンを見込む。都市の再開発や自動車向けの需要が強く、鋼材価格が上昇し、利益を押し上げる。

16年7~9月期の鋼材販売の平均単価は1トンあたり5万8600円。JFEはそこからトン当たり2万円の価格改定を目指してきた。18年4~6月期の平均単価は7万9300円とほぼ達成。好調な鉄鋼事業が全体の利益改善をけん引する。

前期にあった持ち分法投資損失318億円の負担もなくなる。好調な業績から年間配当額を15円積み増し、95円とする。ただ今後の鋼材価格の交渉が見通せないことから、通期の売上高、営業利益の予想は引き続き未定とした。

3月に米トランプ大統領が鉄鋼やアルミ製品に追加関税を課す輸入制限を発動したが「もともと米国への輸出量は少なく影響は軽微」(岡田伸一副社長)だという。

同日発表した18年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比11%増の9363億円、純利益が8%増の614億円だった。鋼材価格の引き上げ浸透に加えて、エンジニアリング事業が好調だった。

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