2018年9月21日(金)

非武装地帯の監視所など撤収 南北将官級、緊張緩和で一致

北朝鮮
南北首脳会談
朝鮮半島
2018/7/31 17:22
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 【ソウル=恩地洋介】韓国と北朝鮮は31日、軍事境界線にある板門店の韓国側施設「平和の家」で将官級の軍事会談を開いた。韓国側の説明によると、非武装地帯(DMZ)に設置された監視所を試験的に撤収するなど、軍事的緊張の緩和策を推進する方向で一致した。韓国側は9月にソウルで開く多国間の安全保障対話に北朝鮮代表団の参加を要請した。

 将官級の軍事会談は4月の南北首脳会談以降、2度目。今回は北朝鮮側が提案した。

 DMZの監視所は韓国側に約80カ所、北朝鮮側に約160カ所あり、常時、機関銃で射撃できる態勢が整っているとされる。会談では朝鮮戦争で戦死した兵士の遺骨の共同発掘や、板門店の共同警備区域(JSA)の非武装化、黄海上の敵対行為の禁止といった措置を進める方向性を確認した。

 緊張緩和策を実施する時期や具体的な方法については実務レベルで協議を続ける。DMZには南北双方が埋めた地雷が多数あり、互いに埋設場所の情報を交換するなどの対応が必要になるという。

 9月にソウルで開く安保対話は韓国国防省が主催し、周辺国の国防当局高官が招かれる。北朝鮮が参加すれば初めてとなるが、北朝鮮側は上層部に報告し回答すると答えた。

 31日の会談には韓国国防省の金度均(キム・ドギュン)対北政策官、北朝鮮側はアン・イクサン陸軍中将がそれぞれ首席代表として出席した。

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