自民・杉田氏寄稿に批判相次ぐ LGBT「生産性ない」
性的少数者(LGBT)への行政支援を「生産性がない」などと主張した自民党の杉田水脈衆院議員の月刊誌の寄稿に与野党から批判が相次いでいる。立憲民主党の枝野幸男代表は31日の記者会見で「少数者の権利に対する理解が根本的に間違っている」と指摘した。公明党の山口那津男代表も「子どもを産まないことを非難がましく言う言動はいかがか」と苦言を呈している。
杉田氏は7月18日発売の「新潮45」に「『LGBT』支援の度が過ぎる」とのタイトルで寄稿。「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」などと主張した。杉田氏の事務所は「コメントは差し控える」と答えた。