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バレー代表・18歳西田、小さな新星アタッカー

抜群の跳躍 エース背負う

バレーボール男子日本代表で18歳のアタッカーが台頭している。今春、高校を卒業したばかりの西田有志(ジェイテクト)。サウスポーから繰り出す強烈なスパイクとサーブで頭角を現し、初の国際試合となった5~6月のネーションズリーグでは主力として活躍した。9月にイタリアで開催される世界選手権に向け、「もっと信頼される選手になりたい」と意気込んでいる。

韓国との親善試合でスパイクを放つ西田(左)=共同

28、29日に千葉県船橋市であった韓国との親善試合。西田は攻撃専門のオポジットで先発し、2戦目で本領を発揮した。「考えすぎで中途半端だった」という初戦の反省を生かし、サービスエースやサイドからのスパイクを次々と決めてチーム最多の25得点。逆転勝ちの立役者となった。

この半年余りでプレー環境は劇的に変わった。三重・海星高出身。同世代の多くが大学に進む中、高3で全日本高校選手権(春高バレー)出場を逃すと、年明け早々には内定選手としてプレミアリーグに出場。身長186センチはオポジットとしては小柄だが、抜群の跳躍力を生かして日本のトップレベルでも得点を量産した。

今春、晴れて全日本メンバー入りすると、16チーム総当たりのネーションズリーグでは10試合に先発。強豪イタリアを11年ぶりに破る原動力となる一方、後半戦は研究されて単調なスパイクを見極められるなど壁にもぶつかった。

「流れに乗れば怖いものなしだが、乗り切れない時にどうするか」。中垣内祐一監督が指摘する課題の克服に向け、今回の韓国戦では早速、苦しい体勢の時にフェイントを入れるなど新たな試みに意欲的に取り組む。

そんな18歳に周囲の期待は高い。「32」だった背番号は今回、エースの石川祐希(シエナ)や主将の柳田将洋(日本協会)が過去につけていた「11」に変わった。

「ちょっと重たいですね」とはにかみつつ、「代表は入れ替わりが激しい場所。しっかり学び、自分にストイックになりたい」とやるべきことは心得た様子。チーム最年少のルーキーは、世界選手権の大舞台でさらに成長した姿を見せるつもりだ。

(鱸正人)

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