2018年9月24日(月)

日産、アルゼンチンでトラック量産

自動車・機械
中南米
2018/7/31 10:37
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 【サンパウロ=外山尚之】日産自動車は30日、アルゼンチンで自動車の量産を始めたと発表した。投資額は6億ドル(約665億円)で、ピックアップトラック「NP300フロンティア」などを年7万台生産する。通貨下落に伴う物価上昇など逆風が続く同国経済にとり明るい材料となる。

30日、日産の現地生産開始の記念式典に出席するアルゼンチンのマクリ大統領(アルゼンチン中部コルドバ)

 中部コルドバにある仏ルノーの工場内に生産ラインを新設した。生産する車両の50%を輸出する。日産はアルゼンチンに生産設備を持っていなかった。ルノーの既存工場を使い、投資額を抑えた。日産の西川広人最高経営責任者は式典で「パートナーであるルノーの貢献と支援なしにはできなかった」と述べた。

 アルゼンチンの通貨ペソは米国の利上げを受け、年初から3割近く下落した。アルゼンチンは部品産業の基盤が弱く、部品の大半を海外からの輸入に頼る。

 マクリ大統領は式典で「我々が進んでいる道は正しい」と述べ、開放政策により外資誘致に力を入れると表明した。日産は今回の投資で1000人規模の雇用を生むとしている。

 マクリ大統領は、17年に約47万台だった自動車生産を23年までに100万台へと引き上げる方針を掲げている。17年11月に独フォルクスワーゲンが増産を発表するイベントに出席するなど、自動車産業との連携を強めている。

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