2018年12月15日(土)

6月の有効求人倍率1.62倍、0.02ポイント上昇 44年ぶり高水準続く

2018/7/31 9:30
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厚生労働省が31日発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.62倍で、前月から0.02ポイント上昇した。44年ぶりの高水準が続く。人手不足から正社員の求人が増えた。総務省が発表した6月の完全失業率は2.4%で0.2ポイント上昇した。良い条件を求めて転職する人が増えた結果で、雇用情勢は改善基調を維持している。

有効求人倍率は全国のハローワークで仕事を探す人1人に、企業から何件の求人があるかを示す。6月は求職者が減る一方、求人数は増えた。有効求人倍率が1.6倍に達したのは2カ月連続。1974年1月以来だ。

求人倍率が高くなるほど、求職者は仕事を見つけやすく、企業は採用が難しくなる。新規求人は建設業や医療・福祉、製造業などで増えた。

企業は人手不足から待遇の良い正社員の採用を増やしている。6月の正社員有効求人倍率は1.13倍で0.03ポイント上昇し、過去最高を更新した。

失業率の上昇は4カ月ぶり。自己都合による離職(季節調整値)が7万人増えた影響が大きい。総務省は「人手不足を背景により良い条件を求める人が増えている」と分析している。

完全失業者数は168万人。前年同月に比べ24万人減った。

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