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「スイング部品」管理しアプローチのミス防ぐ(1)

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2018/8/13 6:30
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 「ロジカルゴルフ」はミスの原因を知り、その防止法を実践し、撲滅していくゴルフ理論。発刊以来好評の「ロジカルゴルフ」がシリーズになり、尾林弘太郎プロはこのたび、パート4の「ロジカルゴルフ スイングマネジメント」(日経プレミアシリーズ)を出版した。スイングを自己管理してナイスショットを放てるようになる99のポイントを書いた本である。この本の内容をもとにして、失敗しないアプローチのレッスンをしてもらった。(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.39」から)

尾林プロはレッスン歴30年に及ぶ経験から、自ら「ロジカルゴルフ」を構築し、理論的なゴルフ実践指導をしている。

「停滞」と「上級」の違いは?

尾林プロは「ロジカルゴルフ」において、スコア90をなかなか切れないゴルファーを「停滞ゴルファー」と呼んでいる。それに対し、安定して70~80台で回れるゴルファーを「上級ゴルファー」と呼んでいる。この違いはどこにあるのか?

尾林プロが言う。

「ひと言でいえば、『停滞ゴルファー』は同じミスを繰り返す人です。『上級ゴルファー』はミスが出ないように打てる人であり、たとえミスが出ても続けて同じミスはしないという人です。同じミスを繰り返していては上達できない。停滞トラックを周回し続けることになるわけです」

尾林プロは「同じミスをしていては上達できない」と指摘する

尾林プロは「同じミスをしていては上達できない」と指摘する

また、次のように言う。

「『停滞ゴルファー』は100点のナイスショットを求め続ける人。ナイスショットをすれば、スコアがよくなると思っている人です。一方、『上級ゴルファー』はミスショットを防ぎながら、60点以上のショットをつなげていく人。ナイスショットがスコアをよくするとは限らないことを知っている人です」

このように説明されると、自分がなぜいつも80台で回れないかがわかってくる。小誌読者には年間平均スコアが90を少し超えてしまうゴルファーが多いと思うので、尾林プロの言葉は耳が痛くなるところだろう。

尾林プロはさらに言う。

「つまり、『停滞ゴルファー』はミスを防止できない。防止する方法を知らない。それはナイスショットばかりを求めてミスの防止に興味がないということがあります。練習もナイスショットを求めてひたすら打つだけです。練習量が多ければナイスショットが増えると信じている。しかし、そうした練習では一向にコースではうまくいかない。ミスショットの繰り返しです。ですから、練習のときからミスショットを防止する事柄を知り、それを練習してこそ、コースでミスなくそこそこうまく打つことができる。そしてそれが、80台のスコアを安定して出せることにつながるのです。そのことを心の底からわかってほしいのです」

ミスを防止する事柄を知り、それを練習し、コースで実践してラウンドする。それこそが「上級ゴルファー」になれる道だと尾林プロは説くわけだ。

「私が呼ぶ『上達ゴルファー』とは、上達の道を知り、それを実践していくゴルファーです。『停滞ゴルファー』はまずは『上達ゴルファー』になる必要があります。『ロジカルゴルフ』はそれを行うゴルフ理論です」

これはドライバーなどのティーショットはもちろん、フェアウエーウッドやアイアンなどのセカンドショットでもしなければならないことであり、当然、アプローチやパッティングでも実践していく必要がある。

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