2019年3月21日(木)

台風12号、伊勢市付近に上陸 豪雨被災地など大雨警戒

2018/7/28 17:50 (2018/7/29 1:12更新)
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強い台風12号は29日午前1時ごろ、三重県伊勢市付近に上陸した。東日本太平洋側で1時間80ミリ以上の猛烈な雨が降る可能性がある。気象庁は土砂災害や河川の氾濫、暴風などの恐れがあることから、厳重な警戒を呼びかけている。

黄円の範囲は風速15m/s以上の強風域、赤円は風速25m/s以上の暴風域、白の点線は台風の中心が到達すると予想される範囲。薄い赤のエリアは暴風警戒域

黄円の範囲は風速15m/s以上の強風域、赤円は風速25m/s以上の暴風域、白の点線は台風の中心が到達すると予想される範囲。薄い赤のエリアは暴風警戒域

西日本豪雨の被災地を含む地域では29~30日にかけて、長時間にわたる大雨に警戒が必要といい、自治体が住民に注意喚起をしている。

台風12号が東から西に日本列島を「横断」する過去に例のないコースを取った原因は、7月の猛暑をもたらした2つの高気圧と偏西風にある。日本付近を覆っていた太平洋高気圧が東に後退。代わりに上空で蛇行した偏西風の一部がちぎれてできた低気圧「寒冷渦」が日本の南側に入り込んだ。

台風12号は寒冷渦による反時計回りの空気に巻き込まれながら、太平洋高気圧の縁に沿って北上。日本の北側のチベット高気圧に進路を妨げられると、そのまま渦の流れに乗って西進した。気象庁によると、寒冷渦の勢力の弱まりとともに台風の速度も低下するとみられる。

同庁によると、台風は29日午前0時時点で、中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートルで、最大瞬間風速は50メートルとなっている。

台風12号の影響で、千葉県鴨川市の漁港に打ち寄せる波(28日午後)=共同

台風12号の影響で、千葉県鴨川市の漁港に打ち寄せる波(28日午後)=共同

鴨川漁港で大潮の満潮を警戒する漁業関係者(28日午後、千葉県鴨川市)=共同

鴨川漁港で大潮の満潮を警戒する漁業関係者(28日午後、千葉県鴨川市)=共同

台風12号の影響で、千葉県勝浦市の海岸に打ち寄せる波(28日午後)=共同

台風12号の影響で、千葉県勝浦市の海岸に打ち寄せる波(28日午後)=共同

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