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ディズニーのフォックス事業買収 両社総会で承認

【ニューヨーク=清水石珠実】米メディア大手ウォルト・ディズニーが米21世紀フォックスのコンテンツ事業の大半を713億ドル(約8兆円)で買収する計画を27日、ディズニー、フォックス両社の株主が承認した。両社はニューヨーク市内の同じホテルの別会場で臨時株主総会を開き、それぞれ買収計画を可決した。

総会は両社とも10分程度で終了。ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)やフォックスのルパート・マードック氏は参加しなかった。ディズニーの総会では株主の一人から「フォックスの買収額が高すぎるのではないか」という指摘があったが、買収計画は株主の99%の支持を集めて承認された。

買収手続きの完了には、株主承認以外に規制当局からの許可が必要となる。米司法省はすでに同買収計画を承認しており、今後は米国外での承認獲得が焦点となる。米半導体大手クアルコムは中国の独占禁止法当局から承認を得られず、オランダの車載半導体大手NXPセミコンダクターズの買収を26日断念した。

フォックスは「メディア王」と呼ばれるマードック氏が率いる。映画やドラマ、CATV局などの事業をディズニーに売却し、今後は報道やスポーツ番組などに特化する計画を持つ。

フォックスのコンテンツ事業を巡っては、17年末、ディズニーとフォックスが買収額524億ドルでいったん合意。だがその後、米同業コムキャストが650億ドルで対抗買収に名乗りを上げたため、ディズニー側が買収額を引き上げて再合意した経緯がある。

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