2018年11月16日(金)

「ウィキリークス」創設者、大使館退去も エクアドルが英と協議

2018/7/28 2:44
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【クスコ=外山尚之】南米エクアドルのモレノ大統領は27日、2012年から同国の在英大使館で保護している、米国の機密文書を暴露する内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ氏の処遇について、英国側と協議していると表明した。アサンジ氏に大使館から退去を求める可能性がある。

ロンドンのエクアドル大使館のベランダから報道陣に対応するアサンジ氏(2017年5月)=ロイター

モレノ氏は6月にペンス米副大統領と会談し、アサンジ氏について話し合ったばかりだった。27日に滞在先のマドリードで「私はアサンジ氏の行動に合意したことはない」と指摘。「我々が唯一求めるのはアサンジ氏の命が危険にさらされないことだけだ」と述べ、アサンジ氏の安全確保を含めた条件について英と協議しているとした。

ロイター通信は27日、英政府がアサンジ氏の将来についてエクアドル側と協議を継続しているが、モレノ氏の今回の滞在中には議論していないとする英官邸報道官の発言を伝えた。

エクアドル政府は反米左派のコレア前大統領が12年にアサンジ氏を保護したが、17年に就任したモレノ氏は左派政権の放漫財政で傷んだ経済を立て直すため、米欧との関係改善を図っている。モレノ氏はアサンジ氏について「靴の中に入った小石だ」と評するなど、批判的な姿勢を示していた。

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