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地歴教科書で多面的学び 英語4技能も検定基準改正

文部科学省は27日、高校教科書の検定基準を一部改正する案を公表した。2022年度の新入生から高校の次期学習指導要領が実施されることを受け、地理歴史や公民で多面的な考察につながる記載を求めたほか、英語は「読む・聞く・書く・話す」の4技能を重視した事項を加えた。

30日に意見公募を開始し、文科相が今秋に改正基準を告示。主に22年度の高1が使用する教科書の検定から適用する。

次期学習指導要領では、主権者として必要な資質を育む公民の新科目「公共」を設け、近現代史を日本史と世界史の垣根なく教える「歴史総合」も新設する。いずれも知識の習得にとどまらず、生徒同士で議論し考察する内容となっている。

検定基準の改正案では公民と地理歴史で「事象の取り上げ方に不適切なところがないことや、多面的・多角的に考えられるよう配慮してあること」とした。学説が定まらない歴史上の出来事や現代的な課題の教え方が一面的にならないことを念頭に置く。

英語では「読む」「聞く」に偏っているとされる指導の改善の方向性を踏まえ、「書く」「話す」も含めて英語を実際のコミュニケーションで使えるよう工夫を求めた。

次期指導要領で、アクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)の実現が強く打ち出されたことを受けて、全教科で記載の充実も必要だとした。〔共同〕

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