アルプスとアルパイン 統合前に業務提携 ファンドは買い増し

2018/7/27 18:19
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アルプス電気は27日、2019年1月に経営統合を予定するアルパインと業務提携すると発表した。統合前に営業や開発を共同で進めやすくする狙いがあるという。同日、米投資会社エリオット・マネジメントのアルパイン株の保有比率が6.30%から7.33%に上昇したこともわかった。統合を巡り企業側と投資ファンド側の駆け引きが激しくなっている。

アルプス電気はアルパインを完全子会社化する方針で、アルパイン株1株にアルプス電気株0.68株を割り当てる方針。統合に必要となる独占禁止法の審査が各国で承認されたことを受け、協力体制を作り株主にPRする狙いがあるようだ。

一方、エリオットは13日にアルパイン株を5%以上保有していることを示す大量保有報告書を提出して以降、保有比率を徐々に引き上げている。アルパイン株については香港の投資ファンド、オアシス・マネジメント・カンパニーも1割程度を保有しているとみられる。12月の臨時株主総会に向けて、両ファンドが揺さぶりをかけることも予想される。

アルプス電気は27日、2019年3月期の連結純利益が前期比9%減の430億円になる見通しだと発表した。従来予想は375億円。自動車向け電子部品でスイッチやセンサーが好調に推移する。売上高は2%増の8790億円になる見通し。18年4~6月期の連結決算は営業利益が前年同期比22%増の96億円だった。

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