2019年7月20日(土)

ゲノム編集で協力 徳島のセツロテック、福島の大学と
疾患モデルマウスを共同開発へ

2018/7/27 17:59
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徳島大学発のバイオ技術スタートアップ、セツロテック(徳島市)は遺伝子を効率良く改変する技術「ゲノム編集」を使った疾患モデル動物・細胞の開発で、いわき明星大学(福島県いわき市)と共同研究契約を結んだ。今後、両者は疾患モデルマウスの商品化に取り組み、創薬の基盤となる技術の確立を目指す。

ゲノム編集のスタートアップ、セツロテックといわき明星大学が疾患マウスの開発で共同研究を始める(中央はいわき明星大学の山崎洋次学長、右がセツロテックの竹沢慎一郎社長)

いわき明星大学の動物施設や実験スペースをセツロテックが利用して共同でゲノム編集により特定の病気のマウスを開発する。契約締結日は7月1日付。セツロテックが同大学と組んだ理由は「研究のための補助金が充実している」(セツロテックの竹沢慎一郎社長)点を挙げた。同大学薬学部でゲノム編集の研究に関心を持つ人材を発掘し、人材採用にもつなげていく計画だ。

セツロテックは2017年2月に徳島大学藤井節郎記念医科学センターの発生生物学分野の竹本龍也教授らが設立。高い効率性で大量の遺伝子改変受精卵を作成できる「受精卵エレクトロポレーション法(GEEP法)」で特許を出願し、現在はゲノム編集の受託サービスを提供している。

セツロテックのビジネスモデルは県内外からの評価が高く、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のほか、徳島を元気にするアイデアや人材を発掘・支援する「とくしま創生アワード」などで最優秀賞を受賞。徳島大学や広島大学、九州大学などとも共同研究を実施している。

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