2018年12月11日(火)

笑屋、同窓生専用SNS開設 企業OB利用も想定

2018/7/27 14:00
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「あいつ今何してる?」――。同窓会幹事代行の笑屋(東京・千代田)は小学校などの同窓生同士でつながる交流サイト(SNS)を開設した。同窓会の開催告知や出欠申請などもできる。人が集まりやすい8月のお盆シーズンを前に、同窓生の交流を活発にさせ、本業のサービス利用を促す。

■6万超えるコミュニティーを用意

学校や企業など過去に所属していたコミュニティーのメンバー同士で交流したいというニーズは高い(「Wakka(ワッカ)」の画面イメージ)

学校や企業など過去に所属していたコミュニティーのメンバー同士で交流したいというニーズは高い(「Wakka(ワッカ)」の画面イメージ)

新サービス名は「Wakka(ワッカ)」で、スマートフォン(スマホ)やパソコン向けのサイトに全国の小学校や中学校、高校、大学など約6万を超えるコミュニティーを用意。利用者は自分が該当するコミュニティーを選びメンバーとして登録する。

利用者は近況を写真や文章で報告したり、同窓会などのイベントの開催を告知したりする。利用者が卒業年などを絞って自主的に新しいコミュニティーを立ち上げることも可能だ。

コミュニティーにメンバーが10人以上集まると、そのうちの1人が管理者になれる。管理者が承認しないと新たにメンバーになれないように設定して、不審者の加入を防ぐ。

実名でなくても登録できる。1つのアカウントでコミュニティーごとにアイコンや名前などのプロフィルを変えられる。小学校と高校であだ名が違うなどのケースでも演じ分けることも可能だ。

■企業のOB・OGや学校父母会も想定

フェイスブックなど既存のSNSでは誰とでもオープンでつながることができる半面、直接知り合いではない人の投稿など、見る必要のない情報も多く、居心地が悪いと感じてしまう「SNS疲れ」に陥る人も多いという。「人はコミュニティーによって振る舞い方や人格が異なり、つながりたい頻度も異なる」(笑屋)ためで、ワッカではコミュニティーごとにキャラクターを演じ分けることが可能なため、ストレスなく利用できるという。

近年転職市場が拡大していて、企業の離職者同士が継続的に接点を持ち続けようとする動きも出ている。定年退職者など企業のOB・OGの需要もあるとみている。さらに学校の父母会やPTA、勉強会など様々なコミュニティーでの利用も想定している。

■目標は初年度500万ユーザー

交流サイトの利用は無料。笑屋はお客に代わって同窓会の会場選びや案内状の送付、当日の受付業務などを代行する有料サービスを年間約600件手がけている。ワッカ内ではこうしたサービスを申し込めるボタンを表示して、売り上げ拡大を狙う。20~60代の利用を見込み、初年度500万ユーザーの獲得を目指す。(鈴木洋介)

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