2018年9月24日(月)

次世代太陽電池の世界市場、2030年に2433億円

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BP速報
2018/7/27 23:00
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 富士経済は、2017年の既存太陽電池(単結晶シリコン、多結晶シリコン、薄膜シリコン、CIG、CIS、CdTe)の世界市場は5兆7830億円だったのに対し、新型・次世代太陽電池(フレキシブル結晶シリコン、フレキシブルGaAs、ペロブスカイト、色素増感、有機薄膜)市場は3億円だったとの調査結果を18年7月24日に発表した。

新型・次世代太陽電池世界市場(モジュールベース)(出所:富士経済)

新型・次世代太陽電池世界市場(モジュールベース)(出所:富士経済)

 18年の新型・次世代太陽電池市場は15億円の見込みで、30年には17年比811倍の2433億円に拡大すると予測する。今後、既存太陽電池の置き換えが実現すれば、巨大市場を形成する可能性があると分析する。既に商用化されている色素増感太陽電池(DSC)と有機薄膜太陽電池(OPV)では、室内光利用といった新たな用途開拓も進んでいる。

 その一方で、既存太陽電池の販売価格は数十円/W台と新型・次世代と比べて大幅に安価であり、現状の価格競争力では新型・次世代が早急に主流になる可能性は低いとする。まずはあらゆるモノネットにつながるIoT機器・無線センサーの電源や、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)/ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)実現に寄与する建材一体型太陽電池といった既存太陽電池と競合しない用途から市場形成が進むと予測する。

(ライター 工藤宗介)

[日経 xTECH 2018年7月26日掲載]

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