アマゾンの純利益13倍で過去最高 クラウド堅調、買収効果も

2018/7/27 6:06
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【ニューヨーク=平野麻理子】米アマゾン・ドット・コムが26日に発表した2018年4~6月期決算は、純利益が前年同期比13倍の25億3400万ドルだった。四半期ベースの最高益を記録した。17年に買収した食品スーパーのホールフーズ・マーケットなどが加わり、売上高は39%増の528億8600万ドル。クラウド事業など利幅の大きいビジネスの成長が続き、業績をけん引した。

四半期の純利益が節目の20億ドルを上回ったのは初めて。一株あたり利益(EPS)は5.07ドルで事前の市場予想(2.50ドル程度)を大きく上回った。本業の稼ぐ力を示す売上高営業利益率は5.6%となり、1~3月期の3.8%から急拡大した。利益率が高いクラウド事業が前年同期比49%増の大幅増収を確保し、利益を押し上げた。

アマゾンは米国の有料「プライム会員」の年会費を5~6月に2割引き上げた。「会員サービス」部門の売上高は4~6月期に前年同期比57%増え、業績に貢献した。

第三者に商品を販売する場を提供する「マーケットプレイス」事業も39%の増収となった。出品者から手数料をとって自前のインフラを提供する同事業はクラウドと並んで利益率が高く、アマゾンは力を入れている。

アマゾンは7~9月期の売上高予想を540億~575億ドルとした。市場予想に届かなかったことから、26日の時間外取引でアマゾン株は伸び悩んでいる。

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