2018年11月18日(日)

日立とKDDI、ブロックチェーンと生体認証で決済実験

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BP速報
2018/7/26 18:00
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日経クロステック

日立製作所KDDIは2018年7月25日、ブロックチェーンと生体認証を組み合わせたクーポン決裁システムの実証実験を始めたと発表した。通常は集中管理型で行う本人認証を、分散管理型の取引基盤であるブロックチェーンで実現する技術を初めて実店舗で検証する。25日から翌26日までの2日間で両社の最大100人の社員がモニターとなってクーポン決済システムを利用し、システムの利便性や課題を調べる。

実証実験のシステムイメージ(出所:KDDI)

実証実験のシステムイメージ(出所:KDDI)

実証実験のモニターはまず、東京都新宿区にあるKDDIの直営店で指静脈読み取り装置を使って生体情報を登録する。その後、「ミスタードーナツ」の新宿区の店舗に行き、レジにある読み取り装置に指をかざすと本人だと認証され、クーポンによる割引サービスが受けられるという。クーポンの利用履歴はブロックチェーンを使って参加店舗間で共有できる。KDDIが利用シーンをデザインし、日立がソフトウエアの提供やシステム構築を担当した。

実証実験では生体情報から電子署名を生成する日立の「公開型生体認証基盤(PBI)」を用いる。指静脈などの生体情報そのものを保存する必要がないため、本人認証が必要な用途にも分散管理型のブロックチェーンを利用しやすくなる。日立はブロックチェーンの導入が期待される分野における認証手段として商用化を検討していく。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 竹居智久)

[日経 xTECH 2018年7月25日掲載]

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