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LIXIL、ユニセフと連携 途上国に簡易トイレ

LIXILは26日、国連児童基金(ユニセフ)と衛生環境の改善に向けたパートナーシップを締結したと発表した。衛生環境が良くない国や地域を対象に、トイレ市場を確立してトイレを必要とする人々に製品が低価格で提供する取り組みなどを実施する。

同社の簡易式トイレ「SATO」をアフリカなどの途上国で販売する。これらの国々では自宅にトイレがないなどの理由で、屋外での排せつを余儀なくされている人が多い。同社とユニセフは屋内の衛生的なトイレの必要性を訴えながら、簡易式トイレを低価格で提供する。まずはエチオピア、タンザニア、ケニアの3カ国で展開する。

LIXILはSATOを15カ国で180万台販売してきたが、単価が低く赤字だという。瀬戸欣哉社長は記者会見で「長く続けるためにも単体で利益を出したい」と話した。ユニセフのシャネル・ホール事務局次長は「民間パートナーとの協力で、持続可能なかたちで衛生問題に取り組みたい」と語った。

ユニセフによると、世界人口の3人に1人にあたる23億人が安全で衛生的なトイレがない環境で生活をしている。このうち約9億人は日常的に屋外で排せつをしなければならず、衛生状態の悪化で命を落とすことも多い。衛生的なトイレの必要性を訴え、低価格のトイレを提供することで市場を開拓することを狙う。

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