SK建設株が急落 ラオスで施工のダム決壊で

2018/7/25 19:27
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【ソウル=鈴木壮太郎】韓国場外株式市場で25日、SK建設の株価が急落した。終値は2万5650ウォン(約2531円)と、前日比で28%下落した。ラオスで建設中のダムが決壊して下流にある7つの村落が浸水する事故が発生。同社に多額の補償が発生すると懸念された。

SK建設は韓国大手財閥SKのグループ企業。非上場で、株式は場外株式市場で取引されている。持ち株会社SKの株価も5%以上下落するなど、株価下落はグループ各社に広がった。

決壊したラオス南東部のダムはSK建設が韓国西部発電と共同受注した水力発電プロジェクトで、両社とタイ、ラオス企業が合弁会社「PNPC」を設立。SK建設は26%を出資する筆頭株主だ。19年2月の商業運転開始をめざし、13年11月に着工した。工事の進捗率は92.5%と完成間近だったが、記録的な集中豪雨でダムが決壊した。

SK建設は本社と現場に非常対策委員会を発足させ、ラオス政府と共同で人命救助にあたるとともに、決壊したダムの復旧作業を急ぐ。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日、政府レベルでの救護対策づくりを指示。韓国政府は緊急救護隊の派遣を決めた。

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