KDDI系、プロ野球をVR観戦
5アングルで視聴

2018/7/25 19:00
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KDDI(au)は25日、VR(仮想現実)端末向けにプロ野球の試合を配信するサービスを始めたと発表した。5種類のアングルを自由に切り替えて楽しめる。友人や家族と通話できる機能も搭載する。高速の次世代通信方式「5G」の普及を見すえ、スポーツ配信のノウハウを蓄積する。

KDDI系のスーパーシップが開発したVR端末で野球中継が視聴できる

傘下でインターネット広告を手がけるスーパーシップ(東京・港)と共同で開発した。サービス名は「XRstadium(エックスアールスタジアム)」。利用者はVR端末を別途用意し、アプリをインストールして使う。

「バックネット」や「ライト観客席」など、球場に設置した5つの360度カメラの映像を切り替えて観戦できる。音声も実際の球場とそろえて臨場感を出す。自宅にいながら球場に近い雰囲気で観戦できるとしてアピールする。

試合はリアルタイムのほか、録画の配信に対応する。料金は1試合につき500円。auの契約者でなくても使うことができ、通信代は利用者が負担する。基本的にWi-Fiでの視聴が前提となる。

VR端末を持つ友人と通話しながら同じ試合を観戦できる機能も搭載する。7月27日以降のパ・リーグ約30試合を配信する。東京・新宿など、au直営店には体験ブースを順次設置する。

現行の通信規格「4G」に比べ、5Gでは約100倍の高速通信が可能になる。VR端末向けの大容量データや、高精細動画も送受信しやすくなる。KDDIは5Gの普及後をにらみ、スポーツ配信と通信を組み合わせたビジネスを探る。

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