2019年7月24日(水)

内部進学用模試で不正 関大付属校生徒、ネットで解答入手

2018/7/25 0:12
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関西大北陽高(大阪市東淀川区)の一部生徒が、関西大(大阪府吹田市)への内部進学の合否判定に使われる民間模試の解答を事前に入手していたことが24日、関大への取材で分かった。解答は実施前にインターネット上に流出していたとみられる。関大は選考の公平性を確保するため、模試の合否判定への活用を見直す方針という。

関大広報課によると、関大は2004年度入試から、付属校生徒の学力把握に民間模試を利用。内申書と合わせて内部進学の合否判定に使っている。関大北陽高など付属校3校の3年生約800人は6月30日、ベネッセコーポレーション(岡山市)が提供する模試を受験した。

7月上旬に「模試の解答がネット上で入手できるのではないか」という趣旨の匿名の電話が同校にあり、同校が生徒にアンケートした結果、男子生徒1人から「6月28日夜、SNSで送られてきた解答の画像を見た。自分で購入はしていない」との申告があった。

今回行われた模試の問題と解答は実施5日前に同校に届き、鍵のかかる部屋で管理していたという。関大広報課は「同校から流出があったとは考えていない」と説明。関大は合否判定方法を見直し、7月末に生徒と保護者に説明するという。

ベネッセは「誠に遺憾。模試は学力を正しく把握し、指導や学習に活用するもので、合否判定に使うことは想定していない。本来の正しい活用を学校にもいっそう働き掛けていく」としている。

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