高知市に中四国最大級の図書館 科学館も同居
「オーテピア」、全国初、県と市が共同運営

2018/7/25 6:00
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高知県と高知市は24日、同市中心部の追手筋沿いに図書館複合施設「オーテピア」を開館した。図書館は整備費用の削減などを目的に、県と市が合築し共同で運営する全国初の例になる。蔵書の収蔵能力は約205万冊で中四国で最大級。施設全体で年間100万人超の入館者を見込む。

初日は開館前から約500人が列をつくった(高知市)

新図書館ではビジネスなどの相談機能を充実させた

5階建てで延べ床面積は約2万2800平方メートル。2~4階の図書館のほか、1階に録音・点字図書館、5階に科学館が入る。科学館には全国で唯一同県になかったプラネタリウムを設置した。総事業費は約146億円。

図書館にはビジネス支援デスクを設けて担当司書が資料探しなどを手助けする。新聞記事など23種類のデータベースを無料で利用できる。平日は午後8時まで開館する。

同日午前のオープニングセレモニーで尾崎正直知事は「文教の街としてさらに発展していく。中心市街地に人を呼び込むことで新たな経済活性化につながる」とあいさつ。岡崎誠也市長は「オーテピアから多くの人材が育つことを楽しみにしている」と期待した。

来館した高知大学の女子学生(22)は「広さと本の多さに驚いた。積極的に利用したい」。施設は旧追手前小学校の跡地に建てた。卒業生で近くでかばん店を営む前田忠男さん(80)は「いい施設に生まれ変わった。人通りも増えて地域に活気が出る」と歓迎した。

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