岸田氏、総裁選不出馬を表明 安倍首相の3選が有力に

2018/7/24 23:15
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自民党の岸田文雄政調会長は24日、9月の党総裁選に出馬しない意向を表明した。連続3選をめざす安倍晋三首相(党総裁)を支持する姿勢を明確にした。安倍氏が出身派閥で党内最大の細田派(94人)などの支持を背景に選挙戦を優位に進めるとみられ、安倍氏の3選が有力となった。

記者会見で自民党総裁選への立候補見送りを表明する岸田政調会長(24日午後、東京都千代田区)

岸田氏は都内で記者会見し、西日本豪雨や対米外交などを念頭に「安倍首相を中心に様々な政治課題に取り組み、貢献していくことが適切な対応だと判断した」と述べた。岸田氏は次の次を見すえ、自身が率いる岸田派の結束を固める考えだ。

総裁選をめぐっては、石破氏が事実上の出馬を宣言し、正式表明に向けた準備を進めている。出馬に意欲を示す野田聖子総務相は立候補に必要な20人の推薦人確保の見通しが立っていない。安倍氏は8月に正式な出馬表明をする意向だ。

今回の総裁選に向けて岸田派内は、若手を中心に出馬を求める主戦論が優勢だった。ベテランなど一部に慎重論があったものの、岸田氏は17日の同派の臨時総会で出馬判断の一任を取りつけた。最終判断の時期は22日の通常国会の閉会後との考えを示していた。

党内では細田派に加え、麻生派や二階派がすでに首相支持を表明しており、無派閥議員も数十人規模で首相支持に回るとみられる。まだ竹下派は総裁選への対応を明らかにしていない。

岸田氏は衆院当選9回で60歳。第2次安倍政権の2012年12月から外相を務め、17年8月に党政調会長に転じた。自派閥「宏池会」は12年10月に古賀誠元幹事長から会長職を引き継いだ。

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