2019年3月26日(火)

次世代の半導体材料、名大に産学研究拠点

2018/7/24 19:42
保存
共有
印刷
その他

次世代の半導体材料として注目される「窒化ガリウム」を大学と企業で共同研究する施設が名古屋大学で竣工し24日、報道陣に公開された。電気自動車や航空機の電子機器への応用が期待されており、来年4月からトヨタ自動車デンソーなどと実用化に向けた研究を本格スタートする。

産学連携で次世代の半導体材料の実用化を目指す(施設を説明する名大の須田淳施設長)

公開されたのは「エネルギー変換エレクトロニクス実験施設」(C―TEFs、施設長=須田淳名大教授)。先端技術は研究成果が出てから実用化まで「死の谷」と称される障壁がある。窒化ガリウムはノーベル物理学賞を受賞した名大の天野浩教授らを中心に研究が進んでおり、同施設ではオールジャパンの産学連携で成果を目指す。

ノーベル賞の受賞対象となった青色発光ダイオード(LED)にとどまらず、電力変換に使われるインバーターなどへの応用が見込まれている。天野教授は「窒化ガリウムの基礎研究では名古屋が世界の先進地域。この施設で実用化までの中心地にしたい」と意気込む。

地上2階建ての実験施設には巨大なクリーンルームが備わり、企業の研究所並の充実した設備や世界最先端の装置が設けられている。

春割実施中!無料期間中の解約OK!
日経電子版が5月末まで無料!

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報