2019年8月25日(日)

radiko、リスナー別に広告配信 実証実験を開始

2018/7/24 20:00
保存
共有
印刷
その他

日経クロステック

radikoは2018年7月23日、音声によるターゲティング広告モデル「ラジコオーディオアド」の実証実験を7月24日に開始すると発表した。この広告モデルは、聴取番組に関係なくradikoリスナーの年代や性別といった属性でターゲットをセグメントすることが可能。番組単位でターゲットをセグメントする地上波のラジオ放送における広告とは異なるものと位置づける。

ラジコオーディオアドの展開イメージ(出所:radiko)

ラジコオーディオアドの展開イメージ(出所:radiko)

ターゲットのセグメント化に向けて、「ラジコDMP」をベースにして拡大推計を実施する。具体的には、radikoがこれまで培ってきた聴取ログやアプリ利用履歴、プレミアム(有料)会員属性データといった1st Partyのデータに加えて、ビデオリサーチが調査を実施する生活者シングルソースデータ「ACR/ex」を活用する。これにより、リスナーの属性や好みに沿って広告を配信することが可能となるという。

実証実験では、対象を各ラジオ放送局が持つ自社広告枠のみとする。地上波のラジオ放送における販売広告枠は使用しない。このため、これまで通り地上波のラジオ放送と同じ広告はradikoでも配信される。

差し替え対象の広告枠(出所:radiko)

差し替え対象の広告枠(出所:radiko)

対象エリア・放送局は当初、在京7局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、TOKYO FM、J-WAVE、InterFM897)でスタートする。秋頃をメドに在阪局(ABCラジオ、MBSラジオ、OBCラジオ大阪、FM COCOLO 、FM OH!、FM802)に拡大、その後、順次全国展開を目指す。

radikoによると、ラジオを聴取するデバイスの広がりにより、優良なコンテンツを届けるラジオの認知や媒体価値に対する理解が若年層にも拡大しつつあるという。ラジコオーディオアドの試験的実施により、「よりラジオの媒体価値が高まっていく」ことを期待する。

(日経 xTECH/日経ニューメディア 田中正晴)

[日経 xTECH 2018年7月23日掲載]

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。