2018年12月15日(土)

「特殊詐欺やサイバー犯罪、重要な課題」 警察白書

2018/7/24 12:28
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警察庁は24日、2018年版の警察白書を公表した。特集では「近年における犯罪情勢の推移と今後の展望」と題し、窃盗を中心に刑法犯の減少が続く現状を取り上げた。一方でストーカーや特殊詐欺、サイバー犯罪などが「これまで以上に重要な課題になる」と指摘した。

警察庁が公表した2018年版の警察白書=共同

白書が犯罪情勢の推移を取り上げるのは、刑法犯の認知件数がピークだった02年以来。この間に件数は3分の1に減っており、白書は「治安情勢および体感治安には一定の改善がみられる」とした。

一方、ストーカーやDV、児童虐待などの「人身安全関連事案」、振り込め詐欺やサイバー犯罪など「非対面型犯罪」が増加傾向にあることを強調した。

このうちサイバー犯罪については、17年の摘発件数が過去最多の9014件となったことや、匿名性が高い闇サイト「ダークウェブ」が犯罪の温床になっている点を指摘した。17年10月に神奈川県座間市で起きた9人殺害事件に関連し、交流サイト(SNS)上での不適切な書き込み対策なども取り上げた。

特集以外では、自動運転の実現に備えた法整備の動きや2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた準備にもページを割いた。

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