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教えて学ぶ日本語の深み、京都外国語大(キャンパス新景)

「かわいい時計がほしいです」。7月上旬、テレビに映ったスライドを使い、講師役の京都外国語大の学生が例文を読み上げた。カタコトの発音で後に続いたのは、カリブ海の島、仏領マルティニークから来た学生の男女5人だ。

5人は京都府や大阪府の企業のインターンシップ(就業体験)に参加するため来日。約3カ月の滞在期間中、日本語の授業を週1回、無料で受ける。簡単な日常あいさつ、ビジネスに必要なお辞儀の仕方、名刺の渡し方も教わる。

ジェシー・メドゥーズさん(20)は「日本の文化は独特で難しいが、習った言葉を会社で使うと喜ばれる」と声を弾ませる。

この授業が始まったのは2014年。外国人によるインターンシップが増え、日本の企業で働く上で最低限必要な言葉や慣習を身につけたいという切実な声に応えたのがきっかけだ。

教えるのは日本語学科の学生。中国やベトナムからの留学生もいる。日本語教師を目指す3年生の倉本萌由さん(20)は「教える側になって初めて日本語の難しさに気づいた」。担当する中西久実子教授は「日本語教師が不足する中で、実習は貴重な機会。技術を磨いて日本語を広めて」と期待する。

(大畑圭次郎)

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