2019年9月17日(火)

シンガポール、患者情報150万人流出 リー首相も被害

2018/7/20 20:33
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【シンガポール=中野貴司】シンガポール政府は20日、国内最大の医療グループ「シングヘルス」の約150万人分の患者情報がサイバー攻撃によって流出したと発表した。リー・シェンロン首相に処方された薬などの情報も含まれるという。政府は犯人の特定など真相究明を進め、再発を防ぐ対策にも着手する。

流出したのは2015年5月1日から18年7月4日までにシングヘルスの運営する病院を訪れた患者約150万人分の情報。名前や性別、住所、生年月日などの個人情報のほか、16万人については処方された薬のデータも流出したという。

リー首相は20日、「犯人は私のデータを繰り返し標的にし、実際に私は被害を受けた」とフェイスブックに投稿。「犯人は秘密の情報を得たかったかもしれないが、驚くような情報はなく、がっかりしただろう」と述べた。その上で「患者情報の秘密保持は最優先事項だ」として、データの保護を強化するよう関係省庁に命じたと強調した。

シンガポールでこれほどの規模のサイバー攻撃の被害が起きるのは珍しく、首相の個人情報が流出するのも異例だ。

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