東大、民間英語試験活用の是非 9月にも基本方針

2018/7/19 18:53
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東大は19日、2020年度からの「大学入学共通テスト」の英語で導入される民間検定試験の成績を入試で用いるかについて、学内のワーキンググループ(WG)が答申した「活用しない案を第一の選択肢とする」との内容を踏まえ、検討を進める考えを明らかにした。ただ、答申には活用する案も併記されており、東大は両方の選択肢があり得るとしている。

入試担当の福田裕穂副学長は記者会見で「できるだけ早く検討したい」と述べた。9月にも基本方針を示し、年内に最終判断する見通し。国立大学協会は3月、入試での活用を基本とするガイドラインを示している。多くの大学がこれに沿う形で検討を進めているが、東大の判断は他大学にも影響するとみられる。

WGは今月、「受験生に民間試験のスコア提出を求めないことを第一の選択肢とする」と答申。別の方法として「一定以上のスコアの取得を出願条件とする」との案なども併記していた。

大学入試センターは3月、日本英語検定協会の英検(新方式)など7団体8種類の民間試験を共通テストの対象として認定。語学力の国際標準規格「CEFR(セファール)」に基づき、各試験のスコアを比較するとしている。

会見に同席したWGの石井洋二郎座長は、セファールの信頼性について「十分に検証されているわけではない」と懸念を表明。「答申は大学としての判断を縛るものではないが、座長としては尊重してほしい」と求めた。

〔共同〕

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